うつ、はじめました。

うつの体験記を中心に、そのほか雑談を記載していきます。

2度目の休職へ

 タイトル通りの話になってしまいますが、年明けから5月中旬までは何とか会社に出社することができたのですが、会社に出社しても「全然やる気がでない」のです。周囲の同僚は嫌々ながらでも仕事だからという理由でこなしているのですが、今までこなしてきたことが急に出来なくなってしまいました。同僚の方々には失礼な話ですが、正直なところ、「こんな仕事をよくやってきたなぁ」と日々思うようになっており、心の中では転職(地元に帰ることも含めて)も考えています。

 

 そうはいっても仕事だけならともかく、全てのことに関して熱意を失っているのが6月中旬時点での私です。常に何かをするわけでもなく、ベッドや床の上をゴロゴロする毎日です(薬の副作用が影響しているのかもしれませんが)情けないことに5月末より会社に出社できていないのが現状です。6月からは2度目の「休職」扱いになるので「傷病手当金」の準備をしないといけません。

 

 ただ、唯一の救いなのは「死にたい」という気持ちにはほとんどなったことがないということです。今はある程度貯蓄があり、その分で当面は賄えるためにそのような心理状態にはならないのかもしれません。あるいは「死にたい」と思うような気力すらないのかもしれません。もし、貯蓄がなくなるようなことがあれば心理状態にも大きな変化を及ぼし、「死にたい」という気持ちが強くなる可能性があるので、注意する必要があるのかと思います。

 

 今、こうして文章を入力していますが、1年後、2年後に文章を読み返してみて「過去の辛かった思い出」として読むことができるのか、「相変わらず変わっていない自分」として読むのか、それとも「読むことすらできないのか」どのような未来が待っているのかが不安でしょうがありません。不確定な未来を心配しても意味がないことはわかっているのですが。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「うつ状態」での療養生活~Part7~

 今回は2016年8月末の5度目の通院と6度目の通院までの療養生活を纏めていきます。4度目の通院で「テトラミド」の処方を止め、「ゾルピデム」と「ルネスタ」を追加していただきました。

 

 現在も継続したままなのですが、基本的に寝付きは良いのですが、途中で目を覚ますこと(特に午前1時や午前3時ごろ)が非常に多く、更に午前5時ごろに目が覚めると、本来の起床時間である午前6時までそのまま起きていることが多いのです。よって、効能が超短時間型の「ゾルピデム」を短時間型の「プロチゾラム」に変更していただきました。また、「倦怠感・不安・嗚咽」といった症状にあまり改善が見られないので、「リフレックス」、「アルプラゾラム」を「クロチアゼパム」に変更して5度目の通院が終わりました。「ブロチゾラム」と「クロチアゼパム」の効能については下記を参照してください。5度目の通院終了時点で下記3種類の薬を服用することになりました。

 

ブロチゾラム睡眠薬)0.25mgを寝る前に1

・クロチアゼパム(抗うつ剤)5mgを毎食後に0.5錠(合計1.5錠)

・ルネスタ睡眠薬)2mgを寝る前に1

 

 今回は8月末ということで、上司との面談がありました。その中では8月末で「有給休暇」がなくなってしまい、9月以降は傷病手当金が支給されるという話になりました。詳細は下記を参照いただければと思いますが、簡単に言えば給与の3分の2は補助してもらえる(最長1年半)といった仕組みになっています。正直な思いとして、このような仕組みが適用される「正社員」の立場で本当に良かったなぁと思っています。「派遣」で働いている方には失礼にあたるかもしれませんが、「派遣」の立場であったなら解雇されていて終わっていたかもしれません。実際に自分の周りにいる「派遣」の立場の方々は次々に解雇されていきました。

※今は更に経営が悪くなり、私もいつリストラに遭うかわからない立場ですが・・・

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 上司との面談では更に自分が働いている職場・周囲の状況について確認しました。上司からは「早く復帰してほしい」と言われましたが、予想通りというか自分が想像している以上に職場は普段通りに業務をしているようでした。ある意味安心しましたが・・・上司にはその場では10月頭ぐらいには復帰をしたいという旨を伝えました。今考えると「うつ」というものをいかに甘く見ていたかがよくわかります。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

「うつ状態」での療養生活~Part6~

   今回は2016年8月中旬の4度目の通院と療養生活を纏めていきたいと思います。3度目の通院で「ベルソムラ」の代わりに「テトラミド」を処方してもらい、4度目の通院まで様子を見たのですが、この薬が全く合わないので非常に困りました。特に起床後の「めまい」がひどく、ただでさえ、気力がない状態なのに余計に気力がなくなってしまい、本当に気分が悪かったのをよく覚えています。

 

 4度目の通院となるのですが、この病院に通院するまでの途中に商店街があります。

シャッター通り」という言葉があるぐらい、最近の商店街は総合スーパーやショッピングセンターの影響を受けていますが、この商店街は値段も近くのスーパーで購入するよりも安く、非常にお客さんが途絶えることなく活気づいており、八百屋・肉屋だけでも各5軒ずつあります。私の実家の商店街は完全に「シャッター通り」となっているので、この違いに驚くばかりです。地域住民の人口減少の問題もあると思いますが、商店街の人達の創意工夫・熱意にこれだけの差が表れているのでは思っています。何をするにも気力は大事だなぁとしみじみと感じてしまいまいました。

※特に私の地元の商店街はやる気が感じられなかったというのが本音ですが・・・

 

 さて、話を元に戻しますが、4度目の通院で「テトラミド」の処方を止めていただき、新たに「ゾルピデム」と「ルネスタ」の2種類の睡眠薬を追加してもらいました。2種類とも「超短時間型」の薬でよく似たではあります。詳細は下記参照いただければと思います。ちなみに「ルネスタ」は今でも服用しております。

 

4度目の通院で下記4種類の薬を服用することになりました。

リフレックス睡眠薬抗うつ剤)15mgを寝る前に0.5

アルプラゾラム精神安定剤)0.4mgを毎食後に各0.5

ゾルピデム睡眠薬)5mgを寝る前に1

・ルネスタ睡眠薬)2mgを寝る前に1

 

 5度目の通院までに「盆休み」があったのですが、結局、実家に帰ることはしませんでした。親に心配させたくないという思いと「うつ」になっているという情けなさが当時はあったのだと思います。今となっては助けが必要だったことがよくわかります

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

seseragi-mentalclinic.com

seseragi-mentalclinic.com

 

起立性調節障害

「うつ状態」での療養生活~Part5~

 

 今回は2016年7月末の3度目の通院と療養生活を纏めていきたいと思います。以前のブログで、「ベルソムラ」の副作用?で頭痛及びめまいが今までの症状(倦怠感・不安・嗚咽及び不眠症)に加えて追加されるようになってきたと記事にさせていただきました。

 

 医師にもそのことを相談したところ、私が指摘したことは可能性としてあり得るということで「ベルソムラ」に変えて、新たに「テトラミド」を処方していただきました。「テトラミド」は抗うつ剤で「不眠症症状の改善」、「意欲低下・無気力低下」に効果があるとのことです。詳細は下記を参照いただければと思います。ちなみに診断自体は10分から15分ほどで終わっています。非常に患者の意見を真摯に聞いていただき、柔軟に対応していただける先生で非常に感謝しております。

 3度目の通院で下記3種類の薬を服用することになりました。

リフレックス睡眠薬抗うつ剤)15mgを寝る前に0.5

テトラミド抗うつ剤)10mgを寝る前に3錠・・・「ベルソムラ」から変更

アルプラゾラム精神安定剤)0.4mgを毎食後に各0.5

 

 通院を終えた当日に上司との面談を行いました。「今後の復帰」と「有給休暇」の問題です。「今後の復帰」については医師と相談した結果、「更に1か月療養」する旨を上司に伝え、上司の了承を得ました。「有給休暇」は本来であれば7月ですべて消化してしまうのですが、健康上の問題として「特別有給休暇」という仕組みがあるということを上司から助言してもらい、8月末まで取得することにしました。9月以降は会社からの給料という形ではなく、「傷病手当金」を申請しなければならないとのことでした。(結果として申請することになるのですが・・・)

 

 4度目の通院までの療養生活ですが、これまでと同様に「食事」をとるために毎日1度は「外出」するようにしていましたが、根本的な解決には何一つなっていなかったと当時を振り返ると思います。「一人暮らし」を始めたときはすごく快適な空間に思っており、快適な空間に身に置いた方が実家で過ごすより早く「うつ」が治療できると思っていました。結果としては「一人暮らし」であったことが「うつ」を長引かせる原因になったと思っています。

「うつ」の治療には環境を変えるのと考え方を変えるのとどちらが正しいのかと今でも自問自答してしまいます。

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

 

スヤナイトα

「うつ」でも出来そうな趣味とは・・・

   本来であれば療養してから3度目の通院について記載するところですが、今回は視点を変えて「うつ」でも出来そうな趣味を考えていました。2016年12月頃に「うつ」の状態が回復の兆しがありました。さすがにスポーツや旅行などのアウトドア系の趣味は厳しいですが(友達がいないこともありますが)パソコンに向かうことなどは出来るようになっていました。

 

 そこで私はパソコンだけでできる趣味として、「資産運用」を始めることにしました。SBI証券に口座を開設し、下記が2017年6月現在で8社ほど日本株保有しております。

f:id:utuhajimemashita:20170614143440p:plain

   まずは資産運用を始める際に注意してほしい点は「生活に支障をきたすような金額」は投資しないことです。失敗してもよい金額まずは貯金の10%、20%ぐらいから始めてみましょう。(ギャンブルと違って10万円がいきなり0円になることはほぼありません)

※貯金が100万なのに90万円も投資したら、手元に10万円しかなく生活が成り立たなくなることは目に見えています。

 そして、問題の銘柄選びですが、まずは自分の知っている有名企業を選択する、あるいは株主優待(自社製品や割引券が貰える)などがある企業を選択するといった手法で良いかと思います。その中でいろいろな指標を勉強するようになればよいかと思います。

 

 「うつ」になるのではと思っている人あるいは「うつ」が治りかけている人はまず、試しに「資産運用」を始めてみてください。「うつ」になる・再発すると「資産運用」にも興味がなくなると思います。「資産運用」にとっては「ほったらかす」という行為が強みになることが多々あります。

 

 例えば今から1年前に比べて「日経平均株価」は16,000円⇒20,000円と約25%上昇しています。当然いつ株価が上昇し、下降するかは誰にもわかりませんが、興味を持たずに「ほったらかし」といるだけで株価が上昇しているのは事実です。簡単に「ほったらかす」と言っていますが、どうしても趣味になってしまうと株を毎日チェックし、すぐに売買したくなるのが人の心理というものだと思います。

 

 「うつ」の心配がある人は「資産運用」を始めてみよう。まずは身近な「日本株」から購入してみよう。「うつ」の間に株価が上昇し、「うつ」が治るころにはちょっとした副収入になっているかもしれませんよ。

※当然のことですが、「資産運用」に関することは自己責任でお願いします。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「うつ状態」での療養生活~Part4~

 

 2016年7月中旬時点(2度目の通院終了時点)で下記3種類の薬を服用していました。

※ちなみに今は下記3種類どれも服用していません。

リフレックス睡眠薬抗うつ剤)15mgを寝る前に0.5

・ベルソムラ(睡眠薬)15mgを寝る前に1

アルプラゾラム精神安定剤)0.4mgを毎食後に各0.5

 

 上記の3種類を服用して3度目の通院となる7月末まで療養を行いました。その間は多分、「ベルソムラ」の副作用の影響かもしれませんが、頭痛及びめまいが今までの症状(倦怠感・不安・嗚咽及び不眠症)に加えて追加されるようになってきました。個人的には「リフレックス」と「アルプラゾラム」の効果で少しは今までの症状が軽くなったような気分があったので、3度目の通院で「ベルソムラ」の処方を止めることを医師と相談する決意をしました。

 

 3度目の通院(7月末)となる2週間の間ですが、「食事」をとるために毎日1度は「外出」するようにしていました。この当時の自分を今振り返ってみると、「外出」時には「人が多く、混雑しているところ」に行くだけで体調を壊してしまい、スーパーのレジ待ちすら出来ない自分が存在していました。当然、実家に帰る以外での「電車」や「車」での移動もできない、やる気のない状態でした。アパートの近くにコンビニがあるのですが、そのおかげで「食事」や「日用品」といった視点で見ると困ることはありませんでした。コンビニとは本当に便利な存在だと思いました。

 

 食欲はまだまだながらも薬を服用しないという理由もあるので、1日3食取れるようになってきました。「洗濯」は一人暮らしなので、毎日する必要がなく纏めてできるという点では恵まれていたかもしれません。「掃除」の方は汚いながらも週に1度何とかこなすことは出来ました。本当は床磨きまですべきなのですが、そこまでの気力は残っていませんでした。「運動」は食料を調達するという理由で「外出」は毎日していたので、どう見ても運動不足ですが、毎日15分から20分ほど歩いていました。

 

 最大の問題は「風呂」でした。元々、湯船につかることなくシャワーで済ませていたのですが、本当に面倒くさくなり、病気前は毎日入っていたのですが、夏にもかかわらず1日、2日入らないのは当たり前になってきました。実家だと匂いを指摘されることもあると思いますが、一人暮らしだと誰も指摘してくれませんし、一番面倒な日常作業となっていました。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

クワンソウ訴求

「うつ状態」での療養生活~Part3~

 さて、実家で約10日療養した後に、通院のために一人暮らしのアパートに戻りました。通院の前日に帰宅したのですが、帰路の疲れもあり、その日は帰宅してからベッドの上でずっとゴロゴロしていたのを覚えています。

 

 2度目の通院となったのですが、そこでも前回同様に倦怠感・不安・嗚咽が止まらずに不眠症も続いている旨を先生に正直に伝えました。特に「不眠症」に関しては「寝付きに関しては良く、朝に眠気が残ることは少ないが、途中で何度も目が覚める」旨をさらに伝えました。診断の結果、現在服用しているリフレックスに下記2種類を追加することになりました。

 (今回追加した薬)

アルプラゾラム:簡単に言えば抗不安薬精神安定剤で副作用も少ないとのこと。

・ベルソムラ:簡単に言えば睡眠薬、副作用が少なく、入眠障害(寝付けない)・中途覚醒(夜中に目が覚める)の両方に効果があるとのこと。効果は6~8時間ほど

※上記2種類の薬の詳細は一番下に纏めておきますのでご参照ください。

 

 本来であれば2度目の通院が終わった後に、3度目の通院までの間(約2週間)は実家で療養すべきだったのかもしれません。しかし、仕事に早く戻りたい一心から「一人暮らし」を再度始めることにしました。実家からの通勤は現実的ではないので、上司からの了承も得て、より仕事を意識した環境に身を置くことにしました。今、当時を振り返って見るといかに自分が焦っていたのかがよくわかりますし、更に追い打ちをかけるように7月の熱い時期にも関わらず、実家の私の部屋のエアコンが故障するという事象が発生しました。よって、「一人暮らし」という選択肢しか私にはなかったと思っています。

 

 「一人暮らし」に戻った私の生活ですが、「風呂」、「洗濯」は後回しにしてもよいので、「食事」と「外出」を優先的に行うようにしていきました。「アルプラゾラム」という薬は毎食後に飲む薬のため、寝る前だけに飲む薬と違い、食事をする動機づけになりました。後、食事に対して心がけていたことは「食料をカップラーメンや冷凍食品などで備蓄しない」ように心がけていました。「その日の食事はその日に買いに行く」ようにすることで、毎日「外出」をするように動機づけとしていました。

 

 1日3回「食事」をとり、1日1回「外出」するようになった私ですが、「うつ状態」の治療の一歩を踏み出したことにしかなりません。ここから長い日々が始まっていきます。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

 

ネムリス