うつ、はじめました。

うつの体験記を中心に、そのほか雑談を記載していきます。

「うつ状態」での療養生活~Part13~

   今回は2016年11月末の11度目の通院と12度目の通院までの療養生活を纏めていきたいと思います。

 

   さて11度目の通院ですが、「12月頭での職場復帰」を念頭に置いて通院をしました。その理由としては確かに職場復帰を意識すると、「不安感」には襲われるけども、その「不安感」とは職場復帰をするまで一生付き合っていかなければならないと思ったからです。それならば思い切って、一日でも早く職場復帰した方が自分のためにも良いのではという思いがありました。この時期は今では考えられないほど前向きな自分がいました。

 

   しかし、医師から「ここはもう1か月ほど様子を見たほうが良い。」といわれ、自分の中でも「年明けの2017年1月復帰の方が区切りが良い」と思い、簡単に12月頭での職場復帰をあきらめてしまいました。すぐに過去を振り返ってしまうのは私の悪い癖だと思いますが、この時に職場復帰していたらどうなっていたのかと思うことはあります。

 

  なお、今回通院時に処方してもらった薬は前回と同じく下記の4種類です。

ブロチゾラム睡眠薬)0.25mgを寝る前に1

・ルネスタ睡眠薬)2mgを寝る前に1

サインバルタカプセル(抗うつ剤)30mgを朝食後に1日1カプセル

エビリファイ抗精神病薬)1mgを朝食後に1

 

   今回は11月末ということで、上司との面談がありました。まずは12月頭での職場復帰は無理で、2017年1月復帰になる旨を報告及び謝罪しました。上司の方は快く承諾していただきました。コミュニケーション下手で、友達の少ない私としては上司と話す時間というのが人と会話をする珍しい時間ではあります。内容はたわいもない世間話ばかりですが、考えようによっては貴重な時間ともいえるかもしれせん。

 

   ただ、このように休職している間にも金銭や貴重な時間をだいぶ無駄にしているなぁという思いはありました。それでも心と体は融通が効かないから人間の体とは不思議なモノです。

 

   今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「うつ」だけど新たに株を購入しました。

 今回は「うつ」の話とは全く関係ありませんが、私の趣味の一つとして「資産運用」があります。先週新たに1銘柄購入したので紹介したいと思います。私の購入基準として配当利回りが優待利回りを含めて「3%以上」を基準としています。

※正直なところ、最初は有名なブログを見てブログに記載されている株を適当に購入していました。(下手に考えるよりかは正しいような気もしますが・・・)

今回購入したのは下記の銘柄を3株分購入しました。

 

[1566]上場インデックスファンド新興国債券(バークレイズLocal EM国債

 

上記銘柄の魅力は配当金の高さです。配当金は隔月分配なのですが、年間の利回りが約5.9%(税引き前)あります。ざっくりとした計算では2か月に1度、税引き前で1株当たり約500円分配される計算となります。年間では1株当たり約3000円の分配となります。

ただ、この株はETF(上場投資信託)と呼ばれるもので、信託報酬として「年間0.35%」のコストがかかるのでその点は注意が必要だと思います。それでも分配金の利回りが信託報酬のコストを大幅に上回っているので、現時点では大幅にプラスになるかと思います。

 

 上記の債券を購入したのは現在保有しているのがすべて「国内株式」と「国内REIT」といこともあり、少しポートフォリオに変化をつける意味でも「新興国債券」を購入しました。さすがに国内ばかりでは日本に何かあったときに不安がありますので。今回の購入で私の保有株式は下記の通りとなりました。

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 ちなみに「海外株式」に関してはロボアドバイザーの「ウェルスナビ」を使用しています。これがあれば運用資金さえ振り込めば「米国株」、「日本株」、「欧州株」、「新興国株」、「金」、「不動産」に勝手に投資してくれるので非常に便利です。「ほったらかし投資」にはもってこいだと思います。ただし年間手数料が「1%」必要な点は要注意です。それでも今後はロボアドバイザーが一般的に認知されていけば手数料が値下がりをしていくのでは思っています。

 

 個人的には今後は「AI(人工知能)」が発展していくと思っているので、ロボアドバイザーの時代が来ると思っています。ただ、自分で銘柄選びをしている時が一番楽しいというのはありますが・・・

 

今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「うつ状態」での療養生活~Part12~

 今回は2016年11月中旬の10度目の通院と11度目の通院までの療養生活を纏めていきたいと思います。

utuhajimemashita.hatenablog.com

 さて10度目の通院ですが、医師とも相談した結果、だいぶ心と体のバランスが取れてきたこともあり「クロチアゼパム(抗うつ剤)5mg」の服用を止めることになりました。薬を1種類止められるというのは個人的には大幅な進歩だと思っており、自分の中で復職に向けて大きく前進したと感じていました。今回の通院を持って下記の4種類の薬を服用することになりました。

 

ブロチゾラム睡眠薬)0.25mgを寝る前に1

・ルネスタ睡眠薬)2mgを寝る前に1

サインバルタカプセル(抗うつ剤)30mgを朝食後に1日1カプセル

エビリファイ抗精神病薬)1mgを朝食後に1

 

 しかし、11度目の通院(2016年11月末)が近づくにつれて、12月頭の復職が頭をよぎってくるのも事実でした。とにかく「仕事ができるのか」、「周囲の反応はどうなのか」といったところが気になってしょうがなかったのが事実でした。特に私の悪いところで「コミュニケーション能力」が低いというところも問題でした。とにかく「飲み会」などの懇親会(歓送迎会含む)が多い職場だったので余計に苦痛でしょうがなかったというのが本音です。いまだに2時間以上も職場の人間と楽しく酒を飲み交わせる神経が理解できません。周囲の人達からしてみれば私は「サラリーマン」には不適格と言われてもしょうがないと思います。

 

 今回は愚痴ばかりになってしまいましたが、ブログの更新もはかどっていないのが実態としてあります。なかなか継続をするというのは難しいことだと実感しております。逆にこんな文章でも読んでいただいていると「あなた」がいるということに感謝しなければなりません。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

 

休職中は「夢」をよく見る話

   現在2度目の休職中の私ですが、とにかくゴロゴロ・ダラダラと過ごしております。薬は確実に服用していますが、周囲の人たちから見ると全く治療する気のない人間のように見えるかと思います。

※ブログを更新している時点で「うつ」なのかという疑惑がもたれそうですが・・・

 

 この2度目の休職中に振り返ってみると良く「夢」を見ています。時には脳に直接働きかける様な形の「夢」です。不思議な体験なので振り返ってみたいと思います。

 

・トイレに行く「夢」

⇒今までの記憶を思い出す限り一番多く見る「夢」です。以前のブログでも記載したのですが、この休職中は全ての物事に対して、「無気力」、「面倒くさい」状態ですので、トイレもギリギリまで我慢していました。でも、不思議なことに「夢」の中では一日に何度もトイレに行っているのです。子供のころであれば間違いなく「おねしょ」になっていたと思います。

※「夢」と書いていますが、これば「幻」かもしれませんね。

 

utuhajimemashita.hatenablog.com

 

 

・仕事をしている「夢」

⇒これは休職中の私にとって一番見たくない「夢」です。読者の方々が見る夢がどのようなモノか私には皆目見当が付きませんが、私の夢の不思議なところで、職場に関係のない人間が出てくるのです。例えば高校時代・中学校時代の同級生と現在の同僚とが混在した状態で同じ職場で働いている設定になっています。ちなみに夢の中での私の仕事ぶりは相変わらずダメダメな状態です。この夢を見るとよほど気分が悪いのがものすごく汗をかいた状態で目を覚ましてしまいます。

 

・過去にタイムスリップする「夢」

⇒多いのは高校時代・中学校時代にタイプスリップする夢。1度あったのは戦時中に何故かタイプスリップし、ものすごく動揺した状態で目が覚めたことを思い出します。

 

・母親の声が聞こえてくる「夢」

⇒これが脳に直接働きかける様な「夢」なのですが、母親の声で何度も何かを呼ばれているような気がするのです。目を覚ました時には何も覚えていない状態ですので、ある意味すごく不気味な夢です。悪い出来事の前兆でなければよいのですが・・・

 

  今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「うつ状態」での療養生活~Part11~

今回は2016年10月末の9度目の通院と10度目の通院までの療養生活を纏めていきたいと思います。

utuhajimemashita.hatenablog.com

 

 さて9度目の通院ですが、8度目の通院で処方された薬と思いのほか相性が良く、今回初めて薬をそのまま継続する形となりました。ただ、「11月頭の職場復帰」のことが頭によぎると、強い不安感に襲われるようになったのはやはり「仕事」に強いストレスを感じているという実感がありました。。9度目の通院終了時点で下記5種類の薬を服用することになりました。(8度目と全く同じ内容です)

 

ブロチゾラム睡眠薬)0.25mgを寝る前に1

・クロチアゼパム(抗うつ剤)5mgを毎食後に0.5錠(合計1.5錠)

・ルネスタ睡眠薬)2mgを寝る前に1

サインバルタカプセル(抗うつ剤)30mgを朝食後に1日1カプセル

エビリファイ抗精神病薬)1mgを朝食後に1

 

 そして、医者と話し合った結果「11月頭の職場復帰」は時期尚早となり、「12月頭の職場復帰」を目指すことになりました。自分でもなかなか上手くいかないものだなぁという感じはありました。

 

 今回は10月末ということで、上司との面談がありました。上司には本来11月頭での復帰が12月頭になった旨を報告し、それに伴う「診断書」と「傷病手当金」の書類を提出しました。ここでの上司との会話は「会社の経営状態があまり良くない」といった経営面の話や「AさんとBさんが結婚した」などの雑談が主な話となり、病気の話は最初の数分だけとなっています。

※上司との面談も1か月に1度行うと、意外と話すネタに困るものです。あまり早く面談が終わるのも気まずいところもありますし。

 

 10度目の通院までの療養生活で、今回こそは治るのではという期待がありました。食欲もあり、倦怠感や無気力な自分から解放されつつあったからです。更に外出も遠くには行けませんが、近くであれば電車にも乗ることができるようになりました。周囲から見れば当たり前のことですが、私的には大きな飛躍だと思っています。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「ないないづくし」の一日

 昨日は体調があまりにひどくてブログの更新を休んでしまいました。ただでさえ、「うつ」なのに「悪寒」までくると最悪ですね。このブログを更新するまで今回は特に「ないないづくし」の一日となったので、簡単に纏めてみました。

※同じよう事ばかり書いてるような気がしますが・・・

 

・「生きる気力」がない。

⇒とにかく毎日ゴロゴロ、ダラダラしている主原因となっている部分だと思います。いつもベッドで寝ながら、このまま目が覚めなければよいのにとずっと思っていました。だからといって、電車に飛び込んだり、首を吊るような「自殺」をするといった「死ぬ気力」があるわけではありません。何もする気力がないのです。言葉は悪いですが、「自殺」するのも相当な気力がいることがよくわかります。

※私もそうですが、読んでいるあなたも「自殺」はしないでくださいね。家族や周囲の方々も結果的には迷惑をかけることになりますから

 

・「ブログ」を書く気力がない。

⇒毎日ダラダラとくだらない「ブログ」を書かせていただいておりますが、「悪寒」が走った日には文章を書く気力さえ失ってしまいました。文章を読むことは出来たので、他の方々の文章を読むと、文章能力の高さに驚かされるばかりです。逆に自分の稚拙な文章・何も考えていない文章の見せ方に対して恥ずかしくなるばかりです。

 

・「LINE」や「メール」を返信する気力がない。

⇒本来であれば上司に対して、病気の経過報告をする予定だったのですが、今回は思いっきり放置してしまいました。あまり上司の側も私に関心がないようですので、特に問題はないのですが、初めて返信しなかったのであまりの体調の悪さに驚くばかりです。

 

・「トイレ」にも行く気力がない。

⇒汚い話ですが、「トイレ」もギリギリまで、漏れそうになる一歩手前まで我慢しています。常にダラダラ・ゴロゴロの方が優先してしまう状況です。

 

・「風呂」にもやっぱり入れない。

⇒これも汚い話ですが、体がベトベトでも汗がダラダラでも入浴できないものは出来ないのです。だから余計に寝苦しくなるのですが・・・

自分もこの本のタイトルのように「好きなことだけで生きてく。」ことが出来ればよいのですが・・・なかなか難しいですよね。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

「うつ状態」での療養生活~Part10~

 

 今回は2016年10月中旬の8度目の通院と9度目の通院までの療養生活を纏めていきたいと思います。

 

 さて8度目の通院ですが、7度目の通院で「サインバルタカプセル20mg」を1カプセルから2カプセルに変更したことで、服用後に非常に強い「めまい」に襲われるようになりました。よって、医師に相談したところ「サインバルタカプセル20mg」2カプセルから「サインバルタカプセル30mg」を1カプセルに変更し、新たに抗精神病薬としてエビリファイ1mg」を処方することになりました。「エビリファイ」の効能については下記を参照していただければと思います。8度目の通院終了時点で下記5種類の薬を服用することになりました。ちなみに「エビリファイ」は今でも服用しています。

 

ブロチゾラム睡眠薬)0.25mgを寝る前に1

・クロチアゼパム(抗うつ剤)5mgを毎食後に0.5錠(合計1.5錠)

・ルネスタ睡眠薬)2mgを寝る前に1

サインバルタカプセル(抗うつ剤)30mgを朝食後に1日1カプセル

エビリファイ抗精神病薬)1mgを朝食後に1

 

 なお、9度目の通院(10月末)までの間上記5種類の薬を服用していましたが、思いのほか効果があり、特に朝と夜を覗いた日中は意外と気持ちが前向きになってきたような気がしていました。しかし、朝と夜を覗いたと記載しているように朝と夜は11月頭の職場復帰が気になり、朝は倦怠感や無気力、夜は不安でやはり不眠症に陥ってしまいました。

 

 心の病は通常の病気と異なり、レントゲンなどの検査でわかるものではありません。その分原因もはっきりしないところが辛いところです。周囲の理解を得るのも難しいことではありますが、最近は皮肉にも「うつ」に関する患者が増加し、「うつ」に対する理解が深まっている部分があるかと思います。職場でもメンタルヘルスを実施しているような企業もあるようです。今後は理解が深まりつつ私のような「うつ」患者が減ることを祈るばかりです。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。