うつ、はじめました。

うつの体験記を中心に、そのほか雑談を記載していきます。

うつにかかるまで~不眠症へ~

 ブログ上では「うつ」の発症を2016年6月と記載していますが、「うつ」が発症するまでの過程として、2016年3月から睡眠薬を服用していました。暗い日々の序章となる当時を振り返ってみたいと思います。

 当時の私は世間と比較すると少ないと思いますが、残業は毎月50時間~60時間ほどこなしていました。残業をすれば全額といかないまでも残業代はそれなりに支給されていたため、給料的な不満は少なかったと思います。逆に言えば残業をしないと給料は非常に安いのが現実です。

 職場環境的には同僚との人付き合い、上司のマネジメント能力の問題といった悪い面を挙げればきりがありませんが、基本的には緩い職場だと思いますし、周囲を見渡すと仕事に真面目に取り組んでいる人ほど損をしているような印象を受けました。

※私はタバコを吸いませんが、タバコを吸う人は頻繁に喫煙所で吸えるような環境です。

 私にとって特に辛かったのは「同僚との仕事」ですね。同僚といっても全員ではなく特定の一人なのですが、仕事に関しては「動かない、すぐにすねる(ごねる)、人にすぐ振る」といったどの職場に一人は居そうな社員で、人のことは言える立場ではないと思いますが、社内・社外問わず評判が悪いことで有名でした。

 問題児のその人とは数年間一緒に仕事をしていたのですが、2016年になってから、今まで以上に緊密に仕事をすることになりました。その結果、「不眠症」といった形で「寝付きが悪い、寝てもすぐに目が覚める」といった状態になりました。

 仕事の緊張感からか仕事中に眠いということはありませんでしたが、身体への負担と疲労は相当なものであったことは今更ながら想像できます。

 昔から身体が強いほうではなく、かかりつけの内科に相談をしに行きました。そこで医師から処方された睡眠薬が「リスミー」と呼ばれる薬です。詳細は下記のサイトを参照していただければと思いますが、「リスミー」は副作用も小さく、10時間ほど効果があるとされています。どちらかというと長時間眠り向けのようです。

リスミー錠の効果・作用時間【医師が教える睡眠薬の全て】

 しかし、毎日約3時間残業をしてから「通勤」、「食事」、「風呂」といったことをしていると、午後11時半過ぎに寝て、翌日の午前6時に起きるという生活リズムになっていました。上記で記載したように「リスミー」は10時間ほど効果が続くということなので、どうしても朝の時点で薬が残ってしまい、眠気と軽いめまいがあったので、これでは仕事に支障をきたすということで、最初の処方から2週間後に再度通院しました。

今回はここまで。閲覧いただいてありがとうございました。