うつ、はじめました。

うつの体験記を中心に、そのほか雑談を記載していきます。

「うつ状態」での療養生活~Part3~

 さて、実家で約10日療養した後に、通院のために一人暮らしのアパートに戻りました。通院の前日に帰宅したのですが、帰路の疲れもあり、その日は帰宅してからベッドの上でずっとゴロゴロしていたのを覚えています。

 

 2度目の通院となったのですが、そこでも前回同様に倦怠感・不安・嗚咽が止まらずに不眠症も続いている旨を先生に正直に伝えました。特に「不眠症」に関しては「寝付きに関しては良く、朝に眠気が残ることは少ないが、途中で何度も目が覚める」旨をさらに伝えました。診断の結果、現在服用しているリフレックスに下記2種類を追加することになりました。

 (今回追加した薬)

アルプラゾラム:簡単に言えば抗不安薬精神安定剤で副作用も少ないとのこと。

・ベルソムラ:簡単に言えば睡眠薬、副作用が少なく、入眠障害(寝付けない)・中途覚醒(夜中に目が覚める)の両方に効果があるとのこと。効果は6~8時間ほど

※上記2種類の薬の詳細は一番下に纏めておきますのでご参照ください。

 

 本来であれば2度目の通院が終わった後に、3度目の通院までの間(約2週間)は実家で療養すべきだったのかもしれません。しかし、仕事に早く戻りたい一心から「一人暮らし」を再度始めることにしました。実家からの通勤は現実的ではないので、上司からの了承も得て、より仕事を意識した環境に身を置くことにしました。今、当時を振り返って見るといかに自分が焦っていたのかがよくわかりますし、更に追い打ちをかけるように7月の熱い時期にも関わらず、実家の私の部屋のエアコンが故障するという事象が発生しました。よって、「一人暮らし」という選択肢しか私にはなかったと思っています。

 

 「一人暮らし」に戻った私の生活ですが、「風呂」、「洗濯」は後回しにしてもよいので、「食事」と「外出」を優先的に行うようにしていきました。「アルプラゾラム」という薬は毎食後に飲む薬のため、寝る前だけに飲む薬と違い、食事をする動機づけになりました。後、食事に対して心がけていたことは「食料をカップラーメンや冷凍食品などで備蓄しない」ように心がけていました。「その日の食事はその日に買いに行く」ようにすることで、毎日「外出」をするように動機づけとしていました。

 

 1日3回「食事」をとり、1日1回「外出」するようになった私ですが、「うつ状態」の治療の一歩を踏み出したことにしかなりません。ここから長い日々が始まっていきます。

 

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。

 

ネムリス