うつ、はじめました。

うつの体験記を中心に、そのほか雑談を記載していきます。

「うつ状態」での療養生活~Part1~

 今回は精神的にも肉体的にも疲れた中で、「うつ状態」により7月の1か月間を療養することになったので、その生活について纏めていきたいと思います。

 

 まず、療養するといっても有給休暇を取得し、更にサラリーマンの立場であることに変わりはありません。更に引継ぎも当然ながら出来ていない部分もありますので、上司と相談した結果「質問することがあると思うので、いつでもメールは確認できる環境にする」、「必ず週に1回から2回は私より健康状態のメールをする」という条件で療養することになりました。本来であれば仕事から完全に切り離した状況にすることがベストだと思いますが、こちらにも療養することの罪悪感はありますし、パソコンを開かなくてもスマホで確認できる時代ですので、双方が納得した上で療養に入りました。本当にスマホは便利なモノだと改めて認識することになりました。

 ※結果的には上司や同僚が気を遣ってくれた結果、ほとんどメールでの仕事の連絡はありませんでした。

 

 さて療養に入ったのですが、私は「一人暮らし」を実はしており、生活も非常に不規則なモノになっておりました。療養に入る前は月曜日から金曜日は毎日2時間から4時間ほど残業をこなしており、食事はコンビニ弁当・外食が日常化していました。土日はご飯を炊くなど、少しは自炊をしていましたが、基本的には包丁を持つということはありませんでした。風呂についても湯船につかることなく、シャワーで済ましていました。

 

 療養に入ったからと言って、自炊を始めたり、湯船につかったりするということはありません。何故なら全てのことが「面倒くさい」という心理状態になってしまっているからです。

    例えば「食事」、「風呂」、「洗濯」、「外出」更に「ベッドから起きる」という普段なら当たり前に出来ることがすべて面倒くさくなってしまうのです。倦怠感や憂鬱な精神状態が仕事だけでなく、生活にも影響を及ぼすようになってきたのです。

 

 「ベッドから起きる」という行為でさえ、朝の6時に目が覚めて実際にベッドから離れるのは昼以降ということが何度もありました。トイレに行きたいときは力を振り絞ってトイレまで行き、そのままトイレでぐったりしていることもありました。もし、そのまま倒れていたら誰も気づかずに死んでしまっていたかもしれません。

 

 ここで大事なことはとにかく栄養云々より「食事」をすることです。私が体調を壊す前から体重が5Kg~6Kgほど減っていました。特に私の場合は背が低いので結構な体重の減りようだったのです。

 今回はここまで。閲覧いただいた読者のあなたへ、ありがとうございました。またご指摘・質問等あればコメントのほどよろしくお願いいたします。